わがまち稲城2023 濵邉一樹 (はまべかずき)さん

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ページID1008724  更新日 令和6年12月16日

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第14回青年調理士中国料理コンクール前菜部門で金賞(厚生労働大臣賞)を獲得!

写真:濵邉さん
濵邉一樹さん

平尾在住で、赤坂四川飯店の料理人である濵邉一樹さん(35歳)は、昨年11月に開催された第14回青年調理士中国料理コンクールに出場し、前菜部門で金賞(厚生労働大臣賞)を受賞しました。青年調理士中国料理コンクールは、中国料理の調理技術の向上や後継者の育成、中国料理の振興・普及を目的に2年に一度開催されており、40歳未満の青年調理士が5部門(前菜、熱菜・魚介、熱菜・畜禽、デザート、定食)で日本一をかけて調理技術を競います。

約50種類の食材で鳳凰を表現

写真:濵邉さんの作品
濵邉さんの作品

濵邉さんが出場した前菜部門は、鳳凰拼盤という鳳凰をかたどった前菜を作ることと、前菜の3種盛りプレートを作ることが課題でした。鳳凰拼盤を作るにあたり濵邉さんがイメージしたのは、人里離れた山奥で、神に仕える2羽の鳳凰が、子育てをしながら静かに暮らしている風景でした。これを約50種類の食材で見事に表現した作品が「神殿鳳凰(日訳:神に仕うチャイニーズフェニックス)」です。この作品で一番苦労したのは、鳳凰の羽の部分で、食材をわずか1ミリの厚さに切り、並べていく作業が一番難しかったそうです。本コンクールの決勝では、鳳凰拼盤1皿、前菜3種盛りプレート7皿を120分間で完成させなければなりません。濵邉さんはこの厳しい条件の中でも、自分の技術を発揮し金賞(厚生労働大臣賞)に輝きました。濵邉さんは、22歳の時にも同コンクールの熱菜・畜禽部門で金賞(農林水産大臣賞)を受賞しています。これまでに2冠を達成したのは数人しかおらず、35歳で達成した濵邉さんは史上最年少だそうです。

小学生の頃からの夢を実現し料理の道へ

写真:濵邉さんと陳建一さん
濵邉さんと陳建一さん
(四川飯店二代目オーナーシェフ)

中国料理の料理人だった父の姿を見て、料理の世界に引き込まれた濵邉さん。中学校を卒業後、専門学校に1年通い、16歳で大阪から上京し、赤坂四川飯店で働き始めました。働き始めたころは中華鍋を1日300枚洗う等、厳しい下積み時代を過ごしました。濵邉さんは当時を振り返り、「今こうして様々な賞をいただけたのは、下積み時代があったからですね」と語っています。料理人になってもうすぐ20年目を迎える濵邉さん。これからは後輩の指導にも力を入れ、将来は自分のお店を持ちたいと教えてくれました。濵邉さんの今後の活躍が楽しみです。

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