事業系ごみの処理方法

事業所（事務所や店舗など）から出るすべてのごみが「事業系ごみ」です。
事業系ごみは事業所の責任で処理、処分しなければなりませんが、自己処理や業者契約できない少量の場合に限り、市が有料で収集します。

市で収集を行うのは一般廃棄物のみです。
一般廃棄物とは「紙類、弁当がら、お茶がら、ジュースなどの缶・びん・ペットボトル、伝票類、新聞や雑誌類、その他」を指します。
事務所で使用していた家具や電気製品などは収集できません。

産業廃棄物とは事業活動の結果として排出されるもの（廃材や廃油、廃プラスチック、その他）を指します。
産業廃棄物は産業廃棄物収集運搬業者に依頼してください。

次の（1）から（3）のいずれかの方法で処分してください。

（1）　事業所で自己処理をする

事業所で所有している処理場などで自己処理をする場合を指します。

（2）　市に収集を依頼する

一般廃棄物であり、1回当たり15キログラム（45リットル袋で3袋）以下の場合は、市に収集を依頼できます。
ごみを出す日は、家庭ごみと同じ日程です（当日の朝8時までに出してください。時間指定はできません。）

備考1：可燃ごみ・不燃ごみ・プラスチックごみは 市の指定収集袋を購入して排出してください。
事業系指定収集袋：可燃用（水色）：5枚セット　1,450円
事業系指定収集袋：不燃用（茶色）：5枚セット　1,450円
事業系指定収集袋：プラスチック用（オレンジ色）：5枚セット　725円
備考2：資源ごみは事務所で使用していたものに限り、無料で排出できます。
備考3：家具や電気製品、粗大ごみサイズのものなどは事務所で使用していたものでも収集できません。業者に依頼してください。

（3）　収集運搬業者に依頼する

市の収集に出せない場合に、市で許可する収集運搬業者と各事業所が直接契約を結ぶ方法です。
次のような事業所が該当します。
この場合は、市の指定収集袋は不要です。

• ごみの量が1回当たり15キログラム（45リットル袋で3袋）を超える事業所
• ごみの量は少ないが、市の収集日程や時間が合わない事業所

備考1：収集運搬業者に収集日と料金などを確認のうえ、直接契約してください。
備考2：稲城市内での一般廃棄物の収集は法律で許可業者に限られています。それ以外の業者に収集を依頼することはできません。