No.159 国連を支える世界こども未来会議

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ページID1012341  更新日 令和7年5月12日

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昨年8月のこととなりますが、市議会北浜議長の許可を得て本会議場をお借りし「国連を支える世界こども未来会議inINAGI」というイベントを開催しました。

このイベントは、持続可能な社会づくりの担い手を育む教育(ESD)及び毎年実施してきた市長と小学生との懇談会の拡充として開催しました。未来の稲城について議論・発信していくことで、未来を創造し生き抜く力の育成を推進することを目的としています。東京都多摩地区では稲城市が初の開催となりました。

こども未来会議は一般社団法人ピースコミュニケーションと稲城市が共催で実施するものです。第一部のワークショップでは、市内公立小学校12校から各校2人ずつ参加した合計24人が6つのグループに分かれ、事業賛同パートナーである株式会社NTTから提供されたウェルビーイングカード等の道具を使って「住み続けられる未来の稲城市」のテーマについて提言をまとめました。各グループの4人は、それぞれ別の小学校からの児童を組み合わせるため、参加児童はそれぞれ初対面ということになります。

そして第二部のプレゼンテーションでは、フリーアナウンサー永井 美奈子さんの司会進行のもと、各グループがまとめた提言を本会議場の答弁台で意見発表し、審査員と他のグループの児童からの質疑に応答し、各審査員が採点をしました。

審査員は、私・北浜議長・杉本教育長・ピースコミュニケーションの一木代表理事・元外務省職員でavex株式会社のシニアアドバイザーを務める伊藤 夢人さんが務め、審査集計後に最優秀賞を決定し、表彰式を行いました。

昨年の稲城市開催に当たっては、本事業の賛同パートナーとして株式会社NTTにご協力をいただき、協力・協賛企業としてavex株式会社・株式会社よみうりランド・株式会社森永製菓の各社から運営の協力や賞品の提供をいただき、ありがとうございました。

そして、この時に最優秀グループに選ばれた4人が、本年3月23日に千代田区丸の内に所在するTokyo Innovation Baseにおいて開催された「第5回国連を支える世界こども未来会議」に出場しました。

この東京開催では、全国各地の自治体で開催されたこども未来会議で選抜された児童に加えて各国大使館へ出場依頼した外国籍児童が参加しました。今回は審査員が優秀賞を選定するのではなく、私を含む参加自治体の首長が子どもたちへの激励を込めてスペシャルスピーカーとして参加し、各グループの発表後にコメントを述べさせていただきました。

参加者は総勢96人で、稲城市の他、品川区・豊島区・北区・浜松市・大阪府・広島県・松山市・熊本県・沖縄県から参加されました。

正午の開会の後、第一部として平和と気候変動をテーマにSDGs学習の講義を受け、第二部では8人×12グループに分かれ、テーマに沿った発表パネルを作成するワークショップを行い、第三部のプレゼンテーションで発表しました。

各グループは日本語と英語を織り交ぜながら、平和や地球温暖化に関する分析・評価・提言等について発表してくれました。内容もさることながら、皆さん素晴らしい語学力でした。

今回の東京開催に参加された子どもたちは、大阪・関西万博で8月に開催予定の「国連を支える世界こども未来会議FUTURE SUMMITみらい総会」の参加資格も与えられます。

さらに、これらの子どもたちの中から選考のうえ、希望者はニューヨークの国連本部に行って意見表明をする機会が与えられます。今回、稲城市から一人が選ばれました。おめでとうございます!

こうした素晴らしい子どもたちが将来の稲城市・東京都・日本国を担ってくれると思うと、心強い思いがしました。

日本の子どもたちがグローバルに羽ばたき、自らの価値観を持って異文化・異言語・異人種の他者ともコミュニケーションがとれるような人材に育っていくことを願っています!

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