No.157 稲城市つながり広場-自治会と創るまちの未来-
2月8日、地域振興プラザにて「稲城市つながり広場」を開催しました。このイベントは、自治会をはじめとして地域貢献やまちづくりに関心のある様々な人や団体が出会い、これからの協働のあり方を考える場として、稲城市・東京都・公益財団法人東京都つながり創生財団が共催するものです。
市内各自治会には日頃より各地区コミュニティ活動の実践と行政運営へのご理解ご協力を賜っており、大変ありがたく思いますが、昨今の運営では新規入会者や加入率の減少、役員のなり手不足、役員の負担感の増等の課題があります。
市では自治会に対して運営費の助成、自治会館の整備補助等を行ってきており、最近では自治会要望の街頭防犯カメラについて市独自の補助制度を創設し、さらにそのランニングコストの補助についても始めております。しかし、そうした加入率の低下に対する解決は難しいのが現状です。
自治会とは行政連絡員調整会議等の場を通じて意見交換をしており、昨年からは加入促進に特化した意見交換会を定期的に開催することとしております。
一方、こうした意見交換とは別に令和4年度からは東京都・東京都つながり創生財団と連携して「まちの腕きき掲示板」と「町会・自治会応援キャラバン」といったパイロット事業を行い、自治会活動に伴走支援を行ってまいりました。
今回開催した「稲城市つながり広場」は、これまでの成果を発表・共有し、これらの事業やこのイベントで創生された「つながり」を各地区の自治会活動に活かしていこうとするもので、押立自治会長と平尾自治会長にご登壇いただきました。それぞれの発表内容の概要は次のとおりです。
押立自治会での取り組み
「まちの腕きき掲示板」を活用して、
- 押立音頭を拡げるための振付解説書の作成に協力してくれるボランティアを募集し、素晴らしいパンフレットが完成した事例
- 自治会への関心をもってもらうためのチラシ作成に協力してくれるボランティアを募集し、自治会PRと加入啓発につながる明るいデザインのチラシが完成した事例
- 自治会員全世帯に配布している防災啓発チラシ「風水害の備え」をより見やすくするためのボランティアを募集し、デザインの改善に成功した事例
の3点をご披露いただきました。
平尾自治会での取り組み
「町会・自治会応援キャラバン」を活用し、
- 自治会への加入促進を図るため、どのような課題があり、どのような方法で解決すべきかを相談しながら、Webフォームを活用した住民アンケート調査を実施した事例
- 住民アンケートには分かりやすい明るいデザインのチラシを作成し、Webフォームを使用した結果回答率も高く、実際の加入につながると共に、自治会活動を情報発信するため、無料のホームページを作成し立ち上げた事例
の2点をご披露いただきました。
なお、当日は会場に次の企業・団体のブースが設置され、地域貢献事業の紹介を行っていただきました。
- 東京ヴェルディ株式会社
- サントリーホールディングス株式会社サステナビリティ経営推進本部
- 明治安田生命稲城永山営業所
- 稲城市社会福祉協議会
- PayPay株式会社
- 株式会社コルグ
- 公益財団法人東京都つながり創生財団
今後とも、公民連携で課題解決に臨んでまいります。
より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
稲城市 企画部 秘書広報課
〒206-8601 東京都稲城市東長沼2111番地
電話番号:042-378-2111 ファクス番号:042-377-4781
稲城市 企画部 秘書広報課へのお問い合わせ