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更新日:2017年5月9日
木造聖観音立像
よみうりランドの園内にある聖地公園(せいちこうえん)を歩くと、建造物、仏像、石造物、彫刻など数多くの文化財を見ることができます。なかでも妙見堂(みょうけんどう)下のお堂に安置されている木造聖観音立像(もくぞうしょうかんのんりゅうぞう)は、国指定重要文化財の貴重な仏像です。彩色された檜(ひのき)の一木造(いちぼくづく)りで、像高約154センチ、木造の蓮華座(れんげざ)の台座付きです。台座を含めた総高は約185センチメートルになります。彩色された仏像と台座の部分は、現在ではかなり剥落(はくらく)がすすんでいます。仏像の製作年代は、平安時代前期(約820年から850年頃)と考えられています。この仏像は、元々から稲城地域にあったものではありませんが、市内で最も古い仏像といえます。昭和25年8月に国の重要文化財に指定されています。
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