No.167 令和7年 稲城市10大ニュース
世界の動向
令和7年の海外の出来事を振り返ってみますと、ロシアによるウクライナ侵略から3年目に入り、2年が経過したイスラエルとイスラム主義組織ハマスの戦闘は10月米国の仲介で戦闘停止が合意されたものの、未だ両地域の収束は見通せない状況です。
米国では1月ワシントンで就任式が行われドナルド・トランプ氏が第47代大統領として2期目の政権を始動しました。パリ協定からの再離脱、WHOからの脱退等、矢継ぎ早に大量の大統領令を発し、4月「相互関税」の名目で従来の一律10%関税について相手国の非関税障壁に応じた追加税率を上乗せすると発表して世界各国に大混乱を招きました。その一方で、世界各地の紛争停止には精力的に取り組みました。
韓国では令和6年12月の戒厳令宣布をめぐって現職の尹錫悦大統領が1月に逮捕され、6月に実施された大統領選挙で左派系「共に民主党」の李在明前代表が当選しました。日韓関係が再度冷え込むことが心配されましたが、これまでのところ未来志向の方針で、新たな軋轢は発生していないようです。
台湾では7月最大野党の国民党立法委員24人を対象としたリコール住民投票が実施されましたが全て不成立となり、頼清徳政権に打撃となりました。
日本の動向
次に、国内の出来事を振り返ってみますと、1月埼玉県八潮市の県道で下水道管崩壊による道路の大規模な陥没事故が発生し、改めてインフラメンテナンスの重要性を再確認させられました。
2月農林水産省は令和7年から続く米不足と価格高騰の解決策として政府備蓄米の放出を決定しました。当初は大手集荷業者を対象とした一般競争入札でしたが市場への供給に時間がかかるため、5月に就任した小泉農相は中小規模業者への随意契約に変更しました。連日大きなニュースとして取り上げられましたが、効果は一時的で恒久的な価格低減には必ずしもつながらず、米農家の所得保障と需要に見合った生産調整という課題を根本解決する政策が待ち望まれます。
岩手県大船渡市で2月に発生した山林火災では稲城市消防本部からも出動し第一次から第三次派遣隊合計16人の隊員を派遣しましたが鎮火まで約40日間を要する大火災となってしまいました。広大な山林を有する当市としても教訓となる派遣でした。
4月大阪関西万博が開幕し、10月の閉幕までに一般来場者2500万人を集める大盛況となりました。
7月参議院議員選挙が行われ自民・公明の与党が過半数を割り込み、衆参ともに少数野党となり政局の混乱を招きました。9月責任をとって石破首相が退陣を表明、10月自民党総裁選挙では高市 早苗氏が当選し、衆参両院で憲政史上初の女性首相に選出されました。公明党が連立政権から離脱し日本維新の会との新たな連立政権が発足し、「働いて働いて…」が新語流行語の年間大賞に選ばれました。高い支持率を背景にこれまで保留されてきた数々の政策が推進されており、今後の活躍が期待されます。
全国各地で秋口から熊の出没と人的被害が多発しました。改正鳥獣保護管理法に基づく緊急銃猟制度が9月から始まり、権限と責任を任された各地の市町村長は対応に苦慮しました。
10月ノーベル賞が発表され、生理学・医学賞には大阪大学特任教授の坂口 志文氏が、化学賞には京都大学特別教授の北川 進氏が選定されたことは嬉しいニュースでした。
稲城市10大ニュース
それでは、稲城市の出来事を振り返ってみましょう。
1 ホームタウンアスリートが大活躍
7月開会の世界水泳シンガポール2025で栁沢 駿成選手が50m平泳ぎに出場。11月開会の東京2025デフリンピックで松永 彩珠選手がデフバレーボールに出場し金メダルを獲得した。
2 稲城市まちづくり条例の制定
都市計画・まちづくりにおける住民参加や開発事業における調整の仕組み等を定めた条例を制定、令和8年4月に施行する。
3 姉妹都市フォスターシティ市へのホームステイを実施
8月夏季休暇期間中に稲城市から初めて高校生6人を派遣し、交流を深めた。
4 妊婦のための支援給付事業を開始
出産・育児の相談を受けると共に妊娠時・出産時に各5万円を給付する事業を開始した。
5 市立中学校の部活動に関する方針を策定
令和4年度から実施した実態調査やアンケート結果を踏まえ10月に方針を策定し、教員の負担軽減と学校部活動体制維持の両立を図る。
6 オンデマンド交通の実証実験
深刻な運転者不足と労働時間規制の強化により路線バス・iバスの減便・路線見直しが避けられない状況に対応し、向陽台・長峰地区を営業区域としたオンデマンド交通の導入に向け実証実験を開始した。
7 公民連携事業によるカーボンニュートラルの推進
株式会社エナーバンクのリバースオークションにより市内32の公共施設に再生可能エネルギー電力(実質100%)を導入し、テラチャージ株式会社との連携により市内公共施設8ヵ所にEV急速充電設備を設置した。
8 市立病院産婦人科医療体制の充実
産婦人科病棟を改装しLDR3室を利用開始、プレコンセプションケア外来や日帰り型産後ケア入院を開始、東京都の無痛分娩費用助成に対応した。
9 いなぎ里山レンジャーの発足
市内の樹林地・緑地・公園・里山を永続的かつ健全に保全し市民共有の財産である緑を次世代に継承していくため、市民協働の活動組織を設立した。
10 相馬市・野沢温泉村との友好都市協定締結10周年
平成27年協定締結からの10周年を記念してIのまちいなぎ市民まつりに両首長をお招きし記念品の贈呈を行った。
以上が令和7年の10大ニュースです。
番外
番外として、3月に東京ジャイアンツタウンの中核となるジャイアンツタウンスタジアムが開業され、巨人軍ファーム球場としてのみならず、女子野球・大学野球・高校野球・ソフトボールのリーグ戦や各種スポーツイベントに活用され、市外から多くの選手・観客が訪れ、賑わいを創出しています。市では都補助金を活用した大型文字サインの設置、公式戦・イベントに市立病院看護師の派遣等公民連携を進めております。
以上のように令和7年も国内外・市内で様々な出来事がございました。引き続き市政の安定と発展に向けて努力してまいります。
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