プロフェッサー講座「日本書紀を読み解くー天文観測、文章、冠位に見える書紀の不思議な構造ー」

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ページID1012775  更新日 令和7年7月24日

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イベントカテゴリ: 講座・教室(学ぶ・聞く)

いなぎICカレッジ

プロフェッサー講座「日本書紀を読み解くー天文観測、文章、冠位に見える書紀の不思議な構造ー」

これまでの研究で『日本書紀』全30巻は各巻の特徴によってグループ分けできることがわかっています。巻22から巻30までの七世紀の記述では、天文記録、文体、書かれている冠位などがグループごとに異なります。これら三つの要素の変化を詳細に追うことで七世紀日本の状況を考察するのが今回の講座のテーマです。目新しい題材なので質問を歓迎します。

開催日

令和7年10月19日(日曜日) 、11月16日(日曜日) 、12月21日(日曜日)

開催時間

午後1時30分 から 午後3時 まで

開催場所

地域振興プラザ

対象

どなたでも

内容
各回の内容
第1回 10月19日 地天泰3群の天文記録のちがい
七世紀の書紀の巻々を3つの群に分けます。巻22,23,29が天群、巻24,25,26,27,28が地群、巻30は泰群です。天文記録の性格が群ごとに違います。
第2回 11月16日 森博達氏による書紀のαβ分類
森氏は歌謡と分注を使って書紀全30の巻々を分類しました。七世紀に限ると地天泰分類と一致します。α群は唐代正格漢文で、β群は唐以前の倭習の多い漢文です。
第3回 12月21日 冠位の変遷
冠位は十二階から十三、十九、二十六、四十八階と変化し、この変遷は地天泰分類と一致します。一致の理由を考察します。

1コマ90分です。

申込み

必要

いなぎICカレッジのウェブページよりお申込みください。

申込み締め切り日

令和7年8月14日(木曜日)

申込み締め切りについて

応募者が定員を超えた場合は抽選を行います。

定員に達しない場合は、定員に達するまで、もしくは10月31日まで受け付けます。

費用
3,000円 (ただし途中から参加の場合は、1回1,000円として回数分)
募集人数
50名
参加資格
どなたでも
講師
谷川 清隆 元国立天文台助教授
問い合わせ

いなぎICカレッジ事務局

電話 042-370-2822

業務時間 火曜日から金曜日(祝日を除く)、午前10時から午後4時

 

申し込み先

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このページに関するお問い合わせ

稲城市 教育部 生涯学習課
〒206-8601 東京都稲城市東長沼2111番地
電話番号:042-377-2121 ファクス番号:042-379-0491
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