このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
稲城市
  • サイトマップ
  • 検索の使い方
  • くらし・手続き
  • 子育て・教育
  • 健康・福祉・医療
  • 環境・ごみ・リサイクル
  • 観光・文化
  • 施設の案内
  • 市政の情報
サイトメニューここまで

本文ここから

No.32 放課後の子どもの居場所づくり

更新日:2014年6月13日

(広報いなぎ平成26年6月15日号掲載)

新年度の新規事業として平成26年4月から「放課後子ども教室」を開始しました。
稲城市では従来から小学生の放課後対策として「児童館・学童クラブ」の充実を図ってきました。児童館は児童福祉法に規定する児童厚生施設の一つで、健全な遊びを与え健康を増進し情操を豊かにすることを目的としています。学童クラブは放課後帰宅しても家に保護者がいない小学1から3年生を対象に、遊び及び生活を支援する施設です。最近は共働きの保護者が増えていることもあり、児童館や学童クラブに対する需要が増加の一途をたどっています。
児童館は定員がありませんが、受け入れできる人数は施設面で限界があります。学童クラブは定員があり、入所希望の待機児が生じているため、近年では保育所の待機児問題とともに課題となっています。しかし、いずれも専用施設を要するサービスであり、受け入れ人数の増、施設の新設は容易ではありません。そこで、教育委員会や各小学校の協力を得て、空き教室や体育館など既存の学校施設を有効活用する事業を開始することとしました。
これらは似ているものの、児童館・学童クラブは厚生労働省の所管、放課後子ども教室は文部科学省の所管であり、事業内容が異なります。一部の市や区においては、これらを統合する動きもありましたが、児童館は自由来館の施設、学童クラブは預かり施設、放課後子ども教室は放課後の居場所の提供・見守り事業ということで、それぞれ配置する指導員等の人員や提供サービスが異なるため、現時点では統合しない方針です。今回の新規事業は試行段階でも年間5,000万円以上の経費を要しますが、伝統ある学童クラブは廃止せず、両方を実施することとしました。
放課後子ども教室は、定員を定めず保険加入以外の利用料は無料としており、基本的には希望者全員の受け入れができるため、実質的に学童クラブの待機児解消の一助になるものと考えています。今年度は学童クラブの待機児が生じている地区(全11校のうち8校)で小学1から3年生を対象に試行実施しますが、実施状況を検証し、今後、全校での実施と6年生までの対象拡大を検討してまいります。
稲城の将来を支える子どもたちの健全育成のため、皆さんの意見を参考に施策展開してまいりますので、ご理解をお願いします。

このページについてのお問い合わせ

稲城市 企画部 秘書広報課
東京都稲城市東長沼2111番地
電話:042-378-2111 ファクス:042-377-4781

本文ここまで
このページの先頭へ

サブナビゲーションここから

市長コラム

情報がみつからないときは

サブナビゲーションここまで

以下フッターです。
稲城市公式キャラクター稲城なしのすけ
〒206-8601 東京都稲城市東長沼2111番地
開庁時間 午前8時30分から午後5時 代表電話:042-378-2111 ファクス:042-377-4781
Copyright (C)Inagi City. All rights reserved. 
Copyright (C)K.Okawara ・ Jet Inoue. All rights reserved.
フッターここまでこのページのトップに戻る